深い親しみを感じる竹野での数年間の様々な出会いの場、そこでは記憶の端々が紡ぎだされて織り混ざっていくような感覚がありました。これは「知り合う」ということなのかもしれません。
そうした中で見つけていった竹野の宝物の一部を集めてカルタをつくりました。
時空間を超えた共同の記憶を想起し、過去から繋がっている今と交信する装置となり、またこれから竹野とより深く知り合っていく人々のきっかけになればと願います。
KIACの コミュニティプログラム アーカイヴ(近日公開)にて、2020~2024年の『この家で』の詳細がまとめられています。ビデオやリサーチ日記のリンクもありますので、是非ご覧ください。
小島寛大さん(芸術文化観光専門職大学)が丁寧な聞き取りをもとに書いてくださったレポート、「アートプロジェクトが地域に起こすこと、残すもの 〜 美術作家・太田奈緖美の竹野での滞在制作から 〜
は、右リンクからお読みください。前編 / 後編
カルタの読札には、竹野の人々から聞いたお話や出来事、体験した竹野の営みや風景などが読まれています。味わい深い竹野言葉に「なんのことだろう?」と思った方は、是非解説(下記リンク)をご参照ください。
絵札にご協力してくださった竹野の方々に深く御礼申し上げます。
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